ビンディングペダル特訓中 - ロードバイクの正しい乗り降りの仕方とは?
今日も黙々と自転車のビンディングペダル(SPDペダル)の特訓をしています。前回の立ちゴケの理由を自分なりに考えてみたのですが、たぶん
の2点が原因でコケたんだと思うんですよ。そこで今日は、以下のような練習をしてみました。
- スニーカーをはいて乗り降りの練習(左右とも)
- スニーカーで公道を走り、停止時に正しく乗り降りする練習(左足を出して降りる)
- 段差に片足を載せ、もう一方の足のクリートの着脱を練習
特訓1:スニーカーをはいて乗り降りの練習(左右とも)
ロードバイクの正しい乗り降りの仕方とは?
ロードバイクはママチャリと違ってサドルが高いため、またがったまま乗り降りするのは危険です。特に停止時にサドルにまたがったまま足を着こうとすると、バランスをくずしてコケることがあります。こんな風に。
正しい乗り降りは、以下の動画のように行います。サドルではなくトップチューブにまたがった位置から漕ぎだし、同じ位置に降りるわけです。
今日はまずSPDシューズを使わず、普通のスニーカーでこの正しい乗り降りの練習をしまくりました。車の来ない場所で、数メートル走っては降り、走っては降りの繰り返し。案の定、左足をついて降りることはできても、右足だとうまく行きません。困った。
特訓2:スニーカーで公道を走り、停止時に正しく乗り降りする練習(左足を出して降りる)
「左足を地面につく人は左にコケ、右足を地面につく人は右にコケ」る
「右足をついて停まるのが苦手すぎる」と悩んだあげく、いろいろ検索してみました。ワイズロード志木さんのこんな記事をみつけました。(※文中の『画像』については、元記事をご覧になってください)
ビンディングペダルの場合 停車するときは
片側の足はいつもペダルに付けていて
もう片方の足を地面に着地します。
左右 どっちの足で 停車するべきか? 諸説あるのではありますが
私は 左足を地面につく派です。それは何故か‥‥
(引用者中略)
ビンディングペダルにおいて 立ちゴケは
この二枚目画像の瞬間 足がペダルから 外れないから おこります。
つまり コケる 方向は あらかじめ決まっています。
左足を地面につく人は 左にコケます
右足を地面につく人は 右にコケます
ここで 声を大きくして言いたい
左は 歩道 右は車道です!
右にコケたら 後続のダンプに轢かれるかもしれない!
そう言えばあたしがこないだコケたのは左側でした。やっぱりあたしは「左足を地面につく人」なんだわ。ダンプに轢かれる可能性が少ないなら、それでいいじゃん。無理して右足つけなくたっていいじゃん。
自転車乗りの中には「右足を地面につけた方が安全」と主張する人もいます。このあたりは、人によって考え方が分かれるところでしょう。でも、少なくともあたしにとっては左足をつけた方が楽だし、リラックスしてできる分だけ確実に安全です。てなわけで、あたしは当分、左足を地面につけて停まる方法を練習することにします。
左足を地面につけて停まるコツ
左足を地面につけて停車するコツについては、これも同じくワイズロード志木さんに動画つきで説明されていました。
こちらの御客様も初ですが 停車の際に
ハンドルに体重を預けず 右のペダルに全体重が乗っています。
★ 停車寸前には すべてを右ペダルに乗せましょう!
ハンドルに過多な荷重が掛かれば とても不安定になります
右ペダルに全体重をかけながら 重心はバイク中央より左です。
さすればフラツク事なく 安定して停車出来ます。
この「停車寸前にはすべてを右ペダルに載せる」「右ペダルに全体重をかけながら、重心はバイク中央より左」の2点を頭に叩き込み、スニーカーをはいて公道で走行練習。ちなみにSPDペダルのままでも、普通のスニーカーで漕いで漕げないことはないんです。ともかく、クロスバイクの練習でよく走っていた1周3km程度のルートを、適度にシフトチェンジしながらぐるぐると2周してみました。おお、停まれる。これならきちんと前に降りて停まれるぞ! ハンドルも不安定にならないぞ!
特訓3:段差を使ってペダルの着脱練習
スニーカーでばかり練習していても始まらないので、今日は段差を使ってペダルの着脱を練習しました。ちょうどこんな感じで。
これを左右ともに疲れるまで行いつつ、ペダルの金具のバネの固さを若干調整して、本日の練習は終わりです。
今日のまとめ
さらなる情報
上で何度か引用したワイズロード志木さんの初心者向け情報は、とにかくわかりやすくてありがたかったです。ビンディング以外の記事も必見。目次ページのリンクをいくつか貼っておきますので、興味がおありの方はぜひ。
*1:エンジンつきバイクでは、『右足を地面につける=危険』です。右足はリヤブレーキの操作に必要だし、車重が重い分だけ、ヘタに右側に傾いたら最後(足一本では支えきれず、バイクもろとも車道側に転倒)だからです。