ビンディングペダル特訓・公園編(その4)(30km, 554kcal)

今日は1度もコケずに30km走り切りました。途中、作業車がサイクリングロードをふさいでいて、とっさに降りて自転車を押さなければならない場面もあったのですが、そこも無事クリア。よしよし、だいぶビンディングに慣れてきたぞ。
本日の練習テーマは以下。

  1. 休憩なしで連続30km走りきる
  • 左足だけビンディングを外し、右ペダルだけで漕いで徐行してみる
  1. 左足だけでなく、右足もビンディングを外して降りてみる

まず1について。実は公園練習を始めて以来、「10km走ったら休む」「15km走ったら休む」のように、少しずつ連続走行距離を増やしてきていたんです。今日は公園練習最終日なので、仕上げとして30km通して走ってみました。まだロードのポジションに慣れていないため肩と腕がやたらと疲れはするものの、どうにか走り切れて満足です。
2については、主にサイクリングロード内の「徐行」表示の場所でやってみてました。「徐行、つまりとっさに停まれる速度で走るってことは、すぐに足がつける状態で走っておいた方がいいんじゃないか」と思って。これはなかなかいい感じでした。片足だけでも漕げるのがビンディングペダルのいいところだし、公道でも急に停まる可能性のある場所でやってみようと思います。
3は「やっぱり両足ともビンディングを外した方が転倒しにくいのでは」と思って練習してみたのですが、これが難しくて難しくて。不慣れなためどのタイミングで右足を外していいのかわからないし、せっかく外しても右ペダルに体重をかけるとまた「パチン」とはまってしまったりするし。結局、左足だけ外すときの倍ぐらいの距離をかけて準備しないと降りられないという、なんだか本末転倒な状態でした。これは今後の課題として、もう少し時間をかけて練習することにします。

とにもかくにも、これで先日決めた「公園内のサイクリングロードを100km走る」という目標は達成。逆走ママチャリダー(今日もいっぱいいました……)にも、後方確認せずいきなり路肩に寄るオヤジ歩行者にも、数人で道をふさいで並進しないと死んじゃうらしきベビーカー軍団にも、ノーリードで犬を散歩させてる馬鹿飼い主にも慣れました。ビンディングペダルにもとりあえず慣れました。次からはいよいよ公園の外を走ってみます。

公園練習余談あれこれ

余談その1・銀杏アタックの洗礼

噂には聞いていましたが、タイヤで銀杏を踏むと後が大変ですね。初日には無用意で出かけてしまったため、帰りに車に積むときえらいことになりました。秋の車載チャリチャリには、濡らして絞った雑巾が必須だと学習いたしました。

余談その2・謎のママチャリ小僧

後ろから小さなベルの音がすごい速度で近づいてきたので、「きづきベルをつけてるローディーさんかな? それにしても速いなあ」と思ったら、ママチャリに乗った高校生ぐらいの少年が華麗にあたしをぶち抜いていくではありませんか。ベルの音の正体は、前カゴ内のカバンにつけた鈴か何かだった模様。しかもこの少年、ただ速いだけでなく、両手放しで走ってたんです。ロードのあたしを越える速度で、コーナーも全部手放しのままきれいに曲がっていくんですよ。面白いのでしばらくついて走ってみましたが、彼、時々両手を上に伸ばして気持ちよさそうにストレッチまでしてました。何者だ。

余談その3・「ほら、おねーちゃんだった」

公園内のサイクリングロードでは、他の自転車や歩行者を追い越すとき、状況に応じて「右通りまーす」などのように声かけをして走っていました。毎回毎回言ってるとくどいので、じゅうぶん距離が取れるときは減速しつつフリーの音だけさせて通ったりもします。で、とある中年ご夫婦の間を通り抜けるとき「間通りまーす」と声かけをしたところ、おばさんがおじさんにむかって一言。
「ほら、おねーちゃんだった」
それを聞いて「ううむ」と唸るおじさん。
どうやら走るあたしの姿を見て、ご夫婦で「あれは一体おねーちゃんか、おにーちゃんか」と議論をされていた模様です。ヘルメットとアイウェアで顔がわからない状態でも性別不明なあたしって一体。