DEFY COMPOSITE 3のブレーキをシマノ105(BR-5700)に交換しました。

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先日買ったばかりのDEFY COMPOSITE 3のブレーキを、シマノ105(BR-5700)に換えました。劇的に効くようになりました。巷で言う「ブレーキは105以上にしとけ」というのは本当だったわ。「とりあえずデフォルトのブレーキ(TEKTRO R540)で乗ってみて、不満があったら換えよう」とか思ってた自分は大バカだったわ。

こないだもちょっと書きましたが、コンポジ3にデフォルトでついているTEKTRO R540は、笑っちゃうほど効きません。特にブラケットポジションでは、レバーを思いっきり引いても、「わたし……慣性の法則に逆らうのって、嫌なんですよね……」とばかりにうすらぼんやり減速していくたけ。かなり早めにブレーキングしても、どこで停まるやら見当もつきません。

特にリヤの方がダメダメな感じなので、試しにブラケットポジションでレバーをめいっぱい引いたまま手でリヤホイールを回してみました。何の苦もなくツルツル回りました。何のためについてんのよ、これ。で、リヤがウンコな分をフロントで補おうとすると、今度はもれなくフロントロックの恐怖がついてきます。フロントはフロントで、握力フルパワーで握り込まないと効きませんからね。

そりゃ、あたしのテクニック不足もあるでしょう。Vブレーキ*1クロスバイクから乗り換えたギャップのせいもあるでしょう。でもとにかく、ただでさえヘッタクソなド初心者がこんなのつけて走ってたら、確実に死ぬか誰かをはね殺すかするに違いありません。というわけで、急遽愛車を車に積んで自転車屋さんに直行。相談の末、105に換えていただきました。

帰ってきてから試しに乗ってみて驚愕。停まる! 狙ったところでピタッと停まるよ! コントロールも楽だよ! これならビンディング*2の練習も(少しは)怖くないよ! 数千円のブレーキひとつ換えるだけでこんなに違うだなんて、なんかもうヘレン・ケラーの「ウォーター!」なみの驚きでした。自転車乗りがコンポーネントにこだわる理由が、ようやくわかった気がします。

もうね、テクトロの悠長なブレーキで「停まるの? これ停まるの? やばいやばいうわああああ」と焦りつつ慣れないクリート*3を外すなんて、どんな罰ゲームだって感じでしたもん。今なら言える、「初心者ほど、最初からいいブレーキにすべきだ!」。じゃないとただの基本練習すら恐怖の塊になってしまうし、冗談抜きで死ぬかもしれませんから。

ちなみにお店の方のお話では、

とのことでした。あたしは在庫の都合で105にしましたが、お金があって、かつ重量にこだわる方ならアルテグラでもいいかもです。ご参考まで。

*1:主にMTBなどに使われる、強力な制動力を持つブレーキ。クロスバイクにも使われることが多い。

*2:シューズとペダルを金具で固定する機構のこと。あたしの使っているSPDペダルも、ビンディングペダルの一種です。

*3:シューズをペダルにとめる金具のこと。停止時にこれが外れないと、立ちゴケする。