大腿筋膜張筋のストレッチ&マッサージ

土曜日にロードバイクで40km走ったところ、日曜日の朝には右のお尻の筋肉が張って、右膝外側に軽い痛みが出ていました。ストレッチとマッサージでお尻の筋肉をゆるめると、膝の痛みも消えます。月曜になってもまだ違和感があるので接骨院に行ってみたところ、「大腿筋膜張筋が張ってますね」と指摘されました。大腿筋膜張筋が硬くなると腸脛靭帯が緊張するため、膝にまで痛みが出ていたようです。張りをほぐしていただき、おおもとの原因である腰仙関節も調整していただいて帰宅。
大腿筋膜張筋は、運動後にいちおうストレッチポールを使ったマッサージはしていたのですが、それだけでは足りていなかったのかもしれません。てなわけで、セルフマッサージ用に100均でテニスボールを買って帰宅。定期的に接骨院でケアしつつ、毎日自宅で以下のメニューをやっていこうと思います。

テニスボールを使った臀筋マッサージ


セラバンドを使った大腿筋膜張筋のストレッチ


ストレッチポールを使った腸脛靭帯・大腿筋膜張筋のストレッチ


立位で行う大腿筋膜張筋のストレッチ


太もも外側のストレッチです。伸ばす部分は「大腿筋膜張筋」です。
大腿筋膜張筋は骨盤から始まり脛骨(膝から下の内側の骨)の外側についています。
機能は股関節の外転(脚を中央から外側へ伸ばす)、股関節の屈曲(脚を前に上げる)、股関節の内旋(膝を内側に回す)。そして歩行や走行時にまっすぐ足を出すために大切な­働きをします。
ストレッチのやり方はまず伸ばしたい側の足を反対足の後ろにクロスさせるように置きます。そして伸ばしたい側のお尻を伸ばしたい側へ(左足の太もも外側を伸ばす場合お尻を­左側へ)突き出すようにしましょう。このときに大腿筋膜張筋の機能である股関節の内旋の反対の動作をしてよりしっかり伸張させるために逆の動作である股関節の外旋をするた­めに伸ばしてる側の足のつま先を外側へ向けるようにしようとしてみてください。