Google社員、一丸となって男性カップルのプロポーズに協力

2013年4月22日、Googleロンドンオフィスの人々が一致団結し、男性社員から男性社員へのサプライズのプロポーズを手伝いました。YouTubeにupされている動画がとてもかわいいです。

詳細は以下。

この動画内でプロポーズしているショーン・オークランド(Shaun Aukland)さんは、サンフランシスコのGoogleで働いています。一方、恋人のマイケル(Michael)さんはGoogleロンドンオフィスの社員。ふたりはこれまで2年間遠距離恋愛を続けてきました。
この日、いつものようにロンドンを訪れたショーンさんは、Googleの構内でランチを食べようとマイケルさんに提案。何も知らないマイケルさんが社員食堂で座っていると、なぜか近くの女性数名がブルーノ・マーズの"Marry You"を歌い始め、手拍子まで始まります。あとは見ての通り。要するに、マイケルさん以外の数百人全員が結託して、このプロポーズを準備していたんです。

ショーンさんのプロポーズのことば(3:20〜)は以下。


「3年前に会ったとき、『きみはすてきで、ぼくはきみのことが好きだ。サンフランシスコに来ないか?』と短い手紙に書きました」とオークランドは言った。「ぼくたちがこれまでしてきたことや、これからしていくたくさんのことを考えて、こうなるとわかっていたすべての人と本当にすばらしい同僚たちの力を借り、きみはすばらしい人で、愛していると言いたいです。サンフランシスコに来て、ぼくと結婚してくれますか?」
"Three years ago I sent you a note when we met that said, 'You're neat and I like you. Will you come to San Francisco?'" Aukland said. "And with an eye on what we've been through and the many things we will go through, today, with the help of every person that knew this was going to happen and some pretty awesome colleagues, I want to say you're amazing and I love you. Will you come to San Francisco and marry me?"

マイケルさんの答えは「イエス」でした。
とは言え、YouTubeの説明文でショーンさん本人が書いているように、米国には婚姻防衛法(結婚は男女間のみに限るとする連邦法)があるため、現時点ではこのふたりが国際結婚することはできません。連邦最高裁が結婚防衛法を違憲と判断して、ふたりでずっと一緒に米国で暮らせるようにという願いをこめて、ショーンさんはマイケルさんに結婚を申し込もうと決めたのだそうです。

ちなみにGoogleのみなさんは、決行5分前から社員食堂の全部のテレビ画面にカウントダウンタイマーを映し出してタイミング合わせをしていたそうですよ。動画を見返してみると、確かにテレビの画面が「00:00」になっているのがわかります。そこまで気合いを入れて同性カップルのプロポーズを手伝うとは、やるわねGoogle。おふたりとも、どうぞお幸せに!