JLo「『ザ・フォスターズ』はレズビアンのおばへのオマージュ」

先日紹介したレズビアンカップルとその子どもたちが主役のドラマ『ザ・フォスターズ』("The Fosters")は、ジェニファー・ロペス製作総指揮です。そのジェニファー・ロペスが、このドラマは同性愛者だったおばにインスパイアされたものだと話しています。ちなみにこのニュースへのAfterEllenの反応は、「JLoに同性愛者のおばさんがいたって知ってた? わたしも知らなかった!」ですが、うん、あたしも知らなかった。

詳細は以下。

上記動画はエンターテインメント・トゥナイト(Entertainment Tonight)によるインタビューです。その中で、JLoはちょっと涙ぐみながらこんなことを言っています。


「わたしには同性愛者の叔母がいたんです。一緒に住んでいて、おばのことが大好きでした。彼女はがんで亡くなったばかりです。この仕事を引き受けるかどうか考えていたとき、よくおばのことや、彼女が直面していた偏見のことを考えました。彼女はわたしの人生の中でとても大きな部分を占めていた人であり、わたしの母の姉でした。
「叔母はいつもわたしたちを助けてくれました。すばらしい人でした。彼女が自分の家族を持つことはなかったので、わたしはよく、おばさんは家族が欲しいのかしらと思いました。そのことについて話をしたことは一度もなくて、彼女はただそのような生き方をしていたんです。
“I had an aunt who was gay. I lived with her and I loved her. She just passed away from cancer. I thought of her often when I was thinking about taking on this project and the prejudices that she faced. She was so much a part of my life, she was my mom’s sister.
“She was always there for us, she was a great person. She didn’t have her own family and I often wondered if she wanted it. We never talked about it, she just had her life the way it was.”

「このドラマはおばへのちょっとしたオマージュのようなものなんです。彼女はきっと鼻を高くすると思います」
“It was kind of like a little bit of an homage to her. I think she would be really proud.”

また、『ザ・フォスターズ』のテーマについて、JLoはこう語っています。


「脚本を読んだとき思ったのは、これは非伝統的な家族の話で新しいテーマも含んでいるけれど、本当に基本的なテーマもあるということです。それはつまり、家族や、愛や、人生で真に大切なのは何かということです。人生は時々ややこしくなったり、めちゃくちゃになってしまったりすることがあって、一筋縄ではいきません。この脚本は、本当に現代の家族を忠実に描いたものだったんです」
“When I read the script, I just really felt like although it was about a non-traditional family and it had those newer themes, it had some really basic themes as well about family and love and what’s really important in life. life can be complicated and messy sometimes and not simple. It was really a true depiction of family in this day and age.”

E! Onlineによると、この番組にはJLo本人が「絶対に」カメオ出演するらしいですし、ますます楽しみになってきました。内容が内容だけに、この作品はまだ放送も始まらないうちからアンチゲイ団体からひどく反発されているようですが、そんなものを吹っ飛ばす名作になることを期待しています。

なお、『ザ・フォスターズ』は2013年6月3日放送開始で、予告動画はこちら。