ポーシャ・デ・ロッシ、結婚でエレンとの関係がどう変化したか語る

女優でエレン・デジェネレスの妻であるポーシャ・デ・ロッシが、雑誌「Los Angeles Confidential」の2013年5・6月号の表紙になりました。雑誌の中でのインタビューがAfterEllenに掲載されていて、それがすごくおもしろかったのでちょっとご紹介。

詳細は以下。

特におもしろかったのは、この部分です。


結婚するまで丸4年間つきあってきましたが、「誓います」と言った瞬間に、つまり両親や友人の前に立って誓いを交わした瞬間に、わたしたちの関係はそれまでとは違ったものになりました。あの小さな式がどんなに大切で、実際どれだけ人に影響を及ぼすものなのか、わかってもらえるとは思いません。この瞬間、うちの母の頭の中では、わたしとエレンの関係はわたしの兄弟と奥さんとの関係より少し劣ったものではなくなり、どちらも対等となりました。そして、エレンはわたしがつきあったりデートしたりしている相手ではなく、うちの母の娘となりました。結婚のおかげでより家族らしくなり、互いへの献身が即座に強まったんです。
We were together for four solid years before we got married, but the minute we said "I do," the minute we stood up in front of our parents and our friends and committed to each other, our relationship changed. I don’t think people understand how important that little ceremony is and what it actually does to people. To my mother, instead of thinking of our relationship as a little bit less than my brother and his wife’s relationship in some way, it made them instantly equal in her mind, and Ellen became her daughter rather than someone that I was with or dating. It just made it more like family, and our commitment to each other just strengthened instantly.

同性婚というと、「たかが紙切れ一枚のことにこだわるなんて」とか、「ヘテロの真似をするなんて」とか言う人がいっぱいいて、そういう方々にはたぶんポーシャの言いたいことは伝わりにくいんじゃないかと思います。でもね、そういう人は、学部生の一般教養レベルの概論でいいから、文化人類学をかじってみるといいんじゃないかな。人類にとって、リチュアル(儀礼/儀式)がどのような役割を果たすものなのか、いろいろ研究されてるから。

本当に人間にとってリチュアルが何の益もないものであるのなら、たとえば成人式なんていらないわけですよ。でも世界中ほとんどすべての民族に、成人式はある。振袖や羽織袴を着て紅白まんじゅうをもらう民族から足にツタをくくりつけてバンジージャンプする民族までさまざまだけど、とにかくコドモからオトナへの通過儀礼は太古の昔から世界中に存在するんです。それはなぜか。なぜ、「ばくぜんと大きくなって、なんとなくそろそろ大人です」ではいかんのか。成人式以外でも、人間の文化はリチュアルでいっぱいです。学校には入学式と卒業式があり、死んだら葬式がある。それはなぜか。そのへんまで視野を広げて見ていくと、ポーシャの言ってることって腑に落ちると思いますよ。