選択的レズビアンって、多いの? 少ないの?

※選択的レズビアンとは「自分の意志で、それも、多くは政治的・フェミニズム的意図をもって、レズビアンであることを選んだ人」のことですよ、念のため。英語圏だとelective lesbianとか言うのかな。ちなみに生まれつきのレズビアンのことはprimary lesbianと言うらしいです。
これまでずいぶんいろんなところでいろんなレズビアンと話をしたけれど、「選択的レズビアン」を名乗る人にはほんの少ししか出会ったことがありません。モナリザ(モナリサ?)でもゴールドフィンガーでもクラブダウンでもメトロでもレディマーマレード(ドラム、と言った方が通りがいいわね)でもララビーナスでもトラップでも*1、あとその他の名前覚えてないいろんなクラブでも、自分のことを「選択的レズビアンです」と説明する人を、ほとんど見たことがありません。
「クラブは遊ぶところだから、フェミな人が来ないせいだ」と思われるかもしれませんが、クラブ以外の場所でもそうなんですよ。パレードでも、ウーマンズウイークエンドでもレズビアンウイークエンドでもダイクウイークエンドでも、LOUDでも二丁目のお店でも、昔自分がやってた集まりでも、「政治的/フェミニズム的信念でレズビアンになりました」と自分から言う人には、たぶん、1人か2人しか会ったことがないと思います。文通欄(懐かしいわね)やネットなんかでも、選択的レズビアンであることを名言する人は1人か2人しか見かけたことがないです。
つまり、延べ何千人(何万人?)のレズビアンと話したり踊ったり遊んだりごはん食べたりスポーツしたり(ウイークエンドで一緒にバスケしたお姉さんたちはお元気かしら)議論したりナンパしたりその他いろいろしてきたというのに、そのうちelectiveを自称する人は片手にも満たないのよね。これって次のうちどれなんでしょうか?

  1. 選択的レズビアン自体の数がとても少ない
  2. 選択的レズビアンの数は少なくなくても、いちいち自分からそう名乗る人は少ない
  3. みやきち自身が年齢=レズビアンという生まれついての女好きであるため、何か変なprimary lesbianオーラが出ていて、electiveな人には「あんな信念のない女好きになんか近寄っちゃダメよ」と思われている

うーむ。
とりあえず後でこのへん読んでみて、それからちゃんとした論文を探してみようっと。

*1:最近遊んでないことがバレバレのラインナップですな。●イヤモンド●ッターあたりの名前には「何ソレ? なんか切る工具ですか?」とか反射的に思ってしまう自分が悲しい。