サラ・ギルバート、トークショーで「レズビアンのステレオタイプ」を演じる

レズビアンの女優サラ・ギルバートが、自分のトークショー'The Talk'の中で、レズビアンステレオタイプ像を演じて話題になっています。レズビアンのみならず、いろんなステレオタイプが出てくるところがおっかしいの。

「イギリス人は歯並びが悪くてお茶ばっかり飲んでる」「アジア人は瓶底メガネをかけて米ばっかり食べてる」などのステレオタイプも圧巻ながら、「野球帽を前後逆にかぶり、チェックのフランネルシャツを着て、すね毛を処理していない足にビルケンシュトックをはいている」というレズビアンステレオタイプをサラ・ギルバート自らやってるところがもうおかしくて。そういえばあたし、チェックのシャツこそ持ってないけど、野球帽は5〜6個持ってるわ。靴も9割がたビルケンシュトックだわ。やだ、あたしってば典型的なレズビアンだったのね!?

そんでね、こういう映像を見ただけで反射的に「差別だ!」と怒り出す人っていうのもいると思うのよ。でも、そういう人こそ、この動画の2:15あたりからアイシャ・タイラーが言ってることを聞くべきなんじゃないでしょうか。ざっくり訳すと「どんなステレオタイプの中にも動かしがたい真実はあるし、それを笑えるならけっこうなことだ」とアイシャは言ってるんですよ、ここで。さらに、「ステレオタイプを、誰かを傷つけたり解雇したりするために使うのが問題なのだ」だとも。これ、同意だわー。