オーストラリアでレズビアンをレイプした元スーダン少年兵に有罪判決

スーダン人難民で元少年兵のCondoc Mario Ring(27)が45歳のオーストラリア人女性を2度にわたってレイプし、懲役4年(執行猶予2年半)の有罪判決を受けたというニュース。

Mario Ringの弁護士は同意に基づく性行為だと主張していましたが、被害者女性は自分はレズビアンで、22年間男性と性交渉を持っていないと証言したのだそうです。また、この女性は、この事件が原因で自殺未遂を起こしているとのこと。

Shan Tennant裁判官は、Mario Ringが10歳で少年兵にさせられ、その後難民になったという境遇は認めるものの、この犯罪の言い訳にはならないと申し渡したとのこと。

嫌な事件だなあ。これでもし被害者が異性愛者だったら、「同意に基づく性行為」説が多少なりとも補強されちゃったりしたんでしょうか。あと、レズビアンに対するレイプって、「治療してやる」とか「懲らしめてやる」とか「本当の男を教えてやる」みたいな見当違いの暴力だったりすることが多いので、もしそのケースだったらさらに嫌だと思います。被害女性が必要なサポートを得て順調に回復しているといいのですが。