イスラエルのLGBTセンター銃乱射事件の容疑者逮捕
イスラエルのメディアが、同国のLGBTセンターで2009年に起こった銃乱射事件の容疑者が逮捕され、2013年6月6日に再拘留の審理が行われると報じたそうです。
詳細は以下。
この乱射事件は2009年8月1日、テルアビブで起こりました。Cafe Noirという場所で開催されていた10代LGBTのためのミーティングに、全身黒ずくめで覆面をつけた人が現れ、自動小銃を乱射したんです。この事件で26歳のNir Katzさんと16歳のLiz Trubeshiさんが亡くなり、少なくとも12人が負傷しました。メディアは犯行現場を「血の海のようだった」と伝えています。
2013年6月5日、YNetが、この事件の容疑者3名は既に逮捕されていて、6月6日に再拘留の審理を受けると報じたとのこと。偶然にもその翌日、つまり6月7日に、テルアビブで中東最大のゲイ・プライドが開催される予定なんだそうですよ。ちなみに容疑者たちは全員ユダヤ人だとのことですが、それ以上の情報は報じられていないようです。
イスラエルってわりと「ゲイフレンドリー」であることをアピールしている国だと思うんだけど、実際にはこういう事件も起こってるんですよね。そのことを忘れてはならないし、この事件の決着がどうなるのか、見逃してはならないと思います。