英国のゲイ男性、トラファルガー広場でティーンエイジャー3人に殴られ死亡
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英ロンドンのトラファルガー広場で、ゲイ男性が10代の少女2人と少年1人から殴る蹴るの暴行を受け、死に至ったというニュース。犯人たちは逮捕され、10月30日には同広場で有志による追悼と抗議の集会が行われることになっています。
この事件で亡くなられたのはIan Baynhamさん(62)。2009年9月25日の夜10時45分頃、友人(恋人ではなく)と一緒にトラファルガー広場を歩いていた彼に、犯人グループの少女がホモフォビックな罵倒を投げかけました。さらに犯人グループの少年がBaynhamさんを殴り倒し、地面に転がった彼を今度は少女(たち)が蹴り始めたそうです。Baynhamさんの友人は幸いにも軽傷で済み、一旦少女のひとりを捕まえましたが、「少女が男に襲われている」と勘違いした通行人に阻止され、そのまま逃げられてしまったとのこと。
この襲撃によりBaynhamさんは脳に損傷を負って重体となり、病院に収容された後、10月13日に還らぬ人となりました。
ロンドン警視庁は犯人たちを逮捕しましたが、少女2人は17歳、少年は18歳だったそうです。なおBaynhamさんは長い失業期間の後で新しく仕事が決まったばかりで、事件当日は就職を祝いに外出していたところだったとのこと。
Baynhamさんへの追悼と事件に対する抗議のため、10月30日の夜8時から10時にかけて、トラファルガー広場で集まりが開かれることになっています。この集まりを企画したのは、これまでにテルアビブの銃乱射事件の追悼集会なども行っているいうフェイスブックのグループ「17-24-30」のメンバーだとのこと。
「英国でゲイの弟をかばった姉、殴る蹴るの暴力を受ける - みやきち日記」の一件といい、「英国の18歳女性、ホモフォビックな襲撃で怪我 - みやきち日記」の事件といい、UKってなんだか妙にティーンエイジャーから同性愛者への暴力が多いような印象が。いや、たまたま立て続けに似たような事件が起こっただけかもしれませんけど。それにしてもトラファルガー広場なんてメジャーどころの観光地で暴行殺人とは、なんとも暗澹たる気分になってきます。あたしら一体どこ歩けばいいんですか。
なお、追悼集会の詳細については、以下をどうぞ。
単語・語句など
単語・語句 | 意味 |
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well-meaning | よかれと思っての、善意の |
more power to one's elbow | 〜のますますの健闘[成功]を祈ります |