イングランドFA、ホモフォビックなツイートで解雇されたリー・スティール選手に罰金を科す


オックスフォード・シティFC、ホモフォビックなツイートをした選手を解雇 - みやきち日記の続報。twitterでゲイを中傷する発言をしたとしてオックスフォード・シティFCから解雇されたリー・スティール(Lee Steele)選手(38)に対し、イングランドのサッカー協会(FA)が200ポンド(約2万5千円)の罰金を支払うよう命じたそうです。

詳細は以下。

ティール選手は1月5日、ラグビー界のスターでカミングアウト済みゲイであるガレス・トーマス(Gareth Thomas)さんについて、“#padlockeda**ehole”(『鍵をかけた○ツの穴』)というハッシュタグ付きでこんなツイートをしていました。


「ガレス・トーマスの隣のベッドは嫌だね」
I wouldn’t fancy the bed next to Gareth Thomas

オックスフォード・シティはこれを「当クラブの精神と完全に正反対だと思われるコメント」として彼を解雇。

FAは、このツイートは「暴力行為、重大な違反プレー、脅迫、虐待、不作法または侮辱的な発言もしくはふるまい」等を禁ずる同協会の規則に違反していたとして、スティール選手に200ポンド(約2万5千円)の罰金を科したと発表しました。さらに、同選手に対して「今後のふるまいについてきびしく警告した」とのこと。

ティール選手は現在、セミプロチームのナントウィッチ・タウンFCでプレイしているそうです。

この一連のできごとについて日本語で報道しているメディアはないかと検索したら、ひどいのがみつかりました。

いやいやいや、それ、「批判」じゃなくて単なる中傷だから! ガレス・トーマスが同性愛者だというだけで、人の肛門を常に狙っている強姦魔扱いしたわけですからね。わざわざ『鍵をかけた○ツの穴』なんてハッシュタグをつけて、隣のベッドがどうこうと書いた意味考えろよ。しかもこの記事、タイトルの表記も「ホモ」だし、このへんが日本の限界なんでしょうか。

結局のところ、スティール選手にもっとも必要なのは2万5千円の罰金ではなくこちらの商品じゃないかとあたしは思いますね。

これでお望み通り肛門に鍵をかけて、ついでに口も閉じてりゃいいのにと思います。