ローマ法王に抗議するキス・インに100〜200人が参加

2010年11月7日(日)、「伝統的な」婚姻関係を支持するローマ法王の来訪に反対するキス・インがスペインで開催され、100〜200人のゲイとレズビアンが参加したそうです。

詳細は以下。

これはフェイスブックの「Queer Kissing Flashmob」というグループが開催したイベント。法王が乗った防弾車がサグラダ・ファミリアからバルセロナまで走り抜けるルートで行われました。

スペインでは7年前から同性婚が合法化されていますが、法王は11月6日(土)、またしても「伝統的でない」婚姻関係を批判し、「男性と女性の間の惜しみない愛が、人間生活の効率のよい骨組みであり基礎である」と述べているとのこと。

キス・インに参加したEduardo Pradoさんは、The Irish Timesに対し、以下のように話しています。


「教会は私たちを抑圧し、私たちに敬意を払いません……21世紀にこんな法王というのは、耐えられません」
"The church oppresses us and doesn't respect us…We can't tolerate this sort of Pope in the 21st century."

ちなみに当日の様子はこちら。

ふくらませたコンドームでバレーボールしてる人がいたりして(4:47〜)ウケました。皆さん法王のことを「少年のカマを掘る野郎」*1とか連呼しててすごいです。キスが出てくるのは6:01ぐらいから。なお、人々が持ってる白地に赤三角の旗やカードは、2006年のプライド・パレードでも使われたデザインで、「私たちは(法王の)訪問を待ち望んではいない」の意。

*1:言うまでもなく、バチカンの児童性虐待スキャンダルを受けたもの。