自転車(52km、1321kcal)

今日もロードバイクで約50km走行。マラソンをやっている友人にケトーシスの恐怖についてこんこんとレクチャーされたので、今日は朝食をたっぷり摂り、さらに出かける直前に甘いものを食べてから出かけました。これだけ食べておけば、この程度の距離ならほぼ無補給で行けると実感。念のためにジャージのポケットに突っ込んでおいた補給食も、結局手つかずに終わりました。
しかしながら、帰ってきてアミノ酸を飲んでシャワーしてストレッチして猫の世話をして、と時間がたつにつれ、ものすごい空腹感が襲ってくるではありませんか。カヤックを半日ガシガシ漕ぎ続けたときと同じぐらいの空腹感、と言ってもわからなければ、部活帰りでヘロヘロになった中学生と同じぐらいの空腹感です。用事を済ませてからファミレスにかけこみ、パスタとデザートを食べて30分ぐらい待って、ようやく人心地つきました。
本日の教訓は2点。

  1. たとえ目的地に着いた瞬間は空腹でなくても、リカバリーのためすぐに炭水化物を摂った方がいい
  2. これ以上の距離を走るなら、お腹が空く前に早め早めに何か食べておいた方がいい

自分の目標は「長距離を楽に、楽しく走ること」なので、早く自分なりの補給タイミングをつかみたいと思います。まだペダリングが下手な分、相当いらんところでエネルギーを使ってるはずだし、それならなおのことガス欠は避けたいし。

ところで、こういう自転車による腹ペコ状態のときいつも思い出すのが、『夢と勇気とパンケーキ―アメリカ横断自転車旅行』(ドン&ローリー・スキルマン、JICC出版局)という本のこと。

夢と勇気とパンケーキ―アメリカ横断自転車旅行夢と勇気とパンケーキ―アメリカ横断自転車旅行
ドン スキルマン ローリー スキルマン 池田 比佐子

JICC出版局 1989-11
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題名からわかるとおり、これはアメリカ大陸を自転車で横断した人の手記。食べ物についての描写が面白いんですよ。旅が進むにつれ身体が大量の炭水化物を欲しがるようになり、皿からはみ出すほどの巨大パンケーキ(アメリカ人から見ても巨大なんだから、それはそれはすごいサイズのはず)もぺろりと平らげるようになったんだそうです。炭水化物の他には新鮮なサラダ、果物、カテージチーズなどに夢中になり、揚げ物やしつこい肉料理にはまったく食指が動かなくなったと書いてあります。その気持ち、すごくわかる。自転車に限らず、カロリーを大量に消費する運動をすると、食べ物の嗜好は自動的にこうなってきますから。さて、そんじゃこれからがっつり晩ごはんを食べてきまーす。