SOTOレギュレーターストーブST-310で米を炊く
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昨日予告した通り、ST-310で米を炊いてみました。俗に言う「かにの穴」のあるごはんが無事炊きあがり、うますぎて泣けました。炊飯器がどれだけ進化しようと、鍋できちんと炊いたメシには永遠に勝てないと思います。
あたしの野外での米の炊き方はこんなです。
- 無洗米を1.3倍量(ccで)の水に30分浸水させる
- フタをして強火にかける
- 沸騰したら中火で5〜7分加熱
- 弱火で10分加熱
- 火を止めて10分蒸らす
「始めチョロチョロ中パッパ(略)」なんてのは完璧に無視します。いきなり強火で始めていいし、途中でフタを開けて炊き具合を確認したって、なんら困ることはありません。小学校の飯盒炊さんでやらされた「飯盒をひっくり返して蒸らす」だの「木の棒でコツコツ叩く」なんてのも無視。飯盒のように縦長のクッカーならあるいはひっくり返す意味もあるのかもしれませんが、一般的な形の鍋ならこのプロセスは不要です。
ST-310で米を炊くにあたって唯一心配だったのが火力調整でした。これまでガソリンストーブしか使ったことがないので「勝手が違って失敗するかも」と不安だったんですよ。が、実際にはツマミを回すだけで強火→中火→弱火とかんたんにコントロールすることができ、立ち消えもなくてたいへん快適に使えました。1合の米と水を入れたティファールの小鍋で沸騰するまで3分弱と、パワーも十分。野遊び用兼非常用としてじゅうぶんなポテンシャルだと思います。
家で使うならもちろん使い勝手etc.でイワタニカセットコンロの圧勝ですが、車やザックに常時突っ込んでおくならこちらですね。慣れれば組み立てるのも畳むのも一瞬ですし。次はこいつでどこで何を作ろうかと楽しみです。