マクドナルド、LGBT支援サイトへのアクセスをブロック

ハンバーガー・チェーンのマクドナルドが、ニュージーランドでの無料Wi-Fiサービスで、LGBTを支援するウェブサイトへのアクセスをブロックしているとして告発されています。
詳細は以下。

首都ウェリントンからの報告によると、マクドナルドはニュージーランドの大手ゲイニュースサイト「GayNZ」や、トランスのサポートグループのサイト「The Agender」、LGBTの若者を支援するサイト「Rainbow Youth」、AIDS協会のサイト「Bro Online」などへのアクセスをブロックしているとのことです。うちでもよく記事を引用するゲイニュースサイト「The Advocate」もブロックされているとのこと。

以下、レズビアンの顧客Julz Darrochさんの言葉。


「この時代にこれはショックです。社会の少なくとも中心部では平等な存在として扱われるものだと思ったとたん、こんなことが起こるんですから。私たちがレズビアンやゲイであるということ、そして友人やコミュニティとコンタクトをとりたいと思うことは、たぶん、マクドナルドの好みに合うことではないのでしょう」
”In this day and age it has shocked me. Just when we think we can get used to being treated as equals in society, and in the main centres at least, something like this comes along. Our being lesbian or gay, or wanting to be in contact with our friends and communities, should not be an issue for the likes of McDonald’s.”

ちなみにマクドナルド側は、これらのサイトがブロックされている理由を調査すると言っているそうです。

マクドナルドと言えば、去年フランスでゲイ・フレンドリーなテレビCMを放送して話題になりましたよね。詳しくは以下。

その一方で、アメリカのマックではこんなことも起きています。

他の国ではどうなんだろうと思っていたところ、ニュージーランドではこの始末ですか。やれやれ。テネシー州の保守的学校区か、きみらは。日本のマックはどうなんでしょうかね?