ネパール、同性婚を検討


ネパール政府は9月11日、7人の委員からなる同性婚法の検討委員会を立ち上げた。ネパールのLGBT団体ブルー・ダイヤモンド・ソサエティ創設者で、ゲイであることを公にしているネパール制憲議会のスニル・パント議員が明らかにした。(関連記事)


委員会は、健康省が中心となり、世界各国で実施されている同性婚法やパートナーシップ法を検討する。来年3月までに報告書をまとめる予定で、ネパールで同性婚法やパートナーシップ法が成立すれば、アジアで初めて同性カップルの権利を認める国となる。(翻訳・編集 ゲイジャパンニュース

ということで、同性婚や同性パートナーシップ制度に関しては、日本よりずいぶん先を行っているみたいですよ、ネパール。ちなみにゲイジャパンニュースによると、上記スニル・パント議員はネパール初の同性愛者の国会議員であり、また、同国では2008年1月に、最高裁が「LGBTI市民のための環境改善と現行法の改正」を指示したりもしているようです。

たかが異性婚の夫婦別姓ぐらいで「家族の絆が壊れる」だのとケチがつく日本では同性婚法/同性パートナーシップ法が公に議論される日はまだまだ通そうですし、法制度のセクマイへの平等さという面では、そのうちネパールに抜き去られるかもしれませんね。