『デスパレートな妻たち』

ビデオに録るだけ録って見てなかった『デスパレートな妻たち』7、8話を一気に見ました。おっもしれー! 「コメディー」として紹介されることが多い作品だけど、ミステリーとしても一級品だと思います。こんなに登場人物が多いのにひとりひとりのキャラがきちんと立っていて、エピソードがきちんと絡み合っていて、毎回「謎が少しずつ解ける快感」と「新たな謎」をコンスタントに供給してくれるのがたまりません。今夜は仕事が休みなので、TVの前に張り付いて第9話を見るつもりです。
ところで「登場人物の名前が覚えられない病」という重い病にかかっているあたしは、『ロード・オブ・ザ・リング』を見た時と同じく、キャラクター全てに適当なニックネームをつけて識別しています。「自殺妻」「完璧妻」「浮気妻」「庭師」「ラテン旦那」「多動児の母」「ゴム無し夫」「バカ兄」「モデルになりたい妹」「悦子」「人殺し旦那」「賢い娘」等々。
まともに名前を記憶しているのはテリ・ハッチャー演じるスーザンだけですが、それだって時々「おっちょこちょい妻」としてしか思い出せません。というわけで、あたし的には今、ストーリーは「バカ兄が浮気妻のお姑さんをひき逃げし、悦子は人殺し旦那に殺される」という展開になっています。ちなみに「完璧妻」は「眉毛妻」、「多動児母」は「リタリン主婦」とも呼ばれています。これから見る予定の第9話では、眉毛妻の活躍が一番楽しみです。