自転車(50km、1041kcal)/ドロップハンドルに慣れてきた

ロードバイクでまったり50km走行。道端で休憩していたらクラシカルなWレバーのロードバイクのおじさんに話しかけられ、しばし自転車談義で盛り上がりました。Wレバーってシンプルで美しいけど、とてもじゃないけど自分には使いこなせないなあ。昔のレーサーはよくあれでツール・ド・フランスとか走ったものだと思います。

さて、ロードで週にだいたい50km×3回ずつ走るようになって3週間たちました。ようやくドロップハンドルの使い方が体でわかってきて、これまでほとんど使っていなかった下ハン(ドロップハンドルの下の方の部分。ここを持つと深い前傾姿勢になる)も握るようになりました。他にもいろいろ、あっちを持ったりこっちを持ったりして、ドロップハンドルの便利さや面白さを満喫しているところ。

ロードバイクを買った直後は、ブラケットポジション(体を起こしてドロップハンドルの上の方を縦に握るポジション)以外は怖くてとても握れなかったんですよ実は。でも、人間、最初は「怖い」と思っていたことでも、実はその方が便利だとかラクだとか気づけばするっとできるようになるもんです。強い向かい風のときや、ブレーキをしっかりきかせたい下り坂では下ハンを持った方がラク。走り続けて体が疲れてきたときには、上ハンや「肩」の部分に持ち替えた方がラク。そう気づいたら、現金なものでどんどんグリップポジションを変えながら走るようになりました。

あたしはもともと尺骨神経麻痺という持病を抱えていて、自転車で長時間走ると薬指と小指が痺れやすかったりします。でも、こうやってハンドルの握り方をちょこちょこ変えるようにしたら、痺れ具合がだいぶマシになりました。先日たまたま『自転車女医のサイクリニック』(ドロンジョーヌ恩田/蔵本 理枝子、エイ出版社)という本を読んでいたら、自転車での手のしびれを防ぐには「まず第一に、同じグリップポジションを続けないこと。圧迫をたまに解除してあげるのがコツ」とあり、深く納得した次第です。やっぱ理にかなってるわ、ドロップハンドル。

なお、「下ハン」「上ハン」などの用語がよくわからんとおっしゃる方はこちらの動画をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=VJyuY6Kv44g