ロードバイク(30km, 776kcal)/秋〜初冬用ウェアいろいろレビュー

待ちに待ったロードバイク再開の日がきました。ゆっくりまったり30km走り、776kcal消費。こんなに適当に運動してこれだけカロリー消費できるなんて、やっぱり自転車はいいなあ。
しかし丸1ヶ月まともに自転車に乗っていない上、初めての冬なので、この時期どれぐらい着こんだらいいのか見当もつかなくて大変でした。「今日の最高気温は12℃ぐらいだそうだし、走るのは日中だからこんなもんかしら」と、まず上はASSOSのiintermediateEvo Ladyジャージ、下も同じくASSOSのhL.607 Lady_S5タイツという格好で走ってみたのですが、これが大ハズレ。冷たい風が上半身に突き刺さりまくり、100メートルも行かないうちに引き返すはめになりました。無理! 無理だよこれは! 軽く死ねるよ! いくら気温がそこそこあっても、風が強くておまけに日陰を走ったりするともうめっちゃ寒いよ!
で、ジャージの下に、かねて買っておいたCraft レディース Zero Extreme 長袖ベースレイヤーを着てみました。うお、なんだこれ。着た瞬間から暖かい。こんなに薄いのに、ちょっとしたセーターみたい。しかもモンベルと違って、デザインがババシャツっぽくないところもいい!
で、再び外に出るあたし。さっきよりは格段に暖かいけど、でもまだちょっと冷えるな。どうしようかな。しっかり走れば温まるんだろうけど、今日は足慣らし程度にゆっくり走りたいし……としばし悩んだ末、結局3km地点でジャージポケットからウインドブレイカーを引っ張り出して着込むことに。ド定番のパールイズミのウインドブレーカー(W2385)です。これで結構なんとかなって、以降27km、温度的にはきわめて快適に走って帰ってきました。
パールイズミのウインドブレーカーは、たたむと片手にすっぽりおさまるほど薄いのに、着てみるとびっくりするほど暖かかったです。袖口の作りがいいので腕や肩が冷えないし、それでいて脇と背中のベンチレーターのおかげか、走ってて蒸れることもないし。あくまでケイデンス80程度のお気楽平地ポタリングでの感想ではありますが、「よくできてるもんだ」「さすが自転車専用品」と感心してしまいました。
難点は、フィット感がゆるめで、肩のあたりが風でパタパタはためいてうるさいこと。「常時頭の上をヘリコプターがホバリングしている感じ」と言えばおわかりいただけますでしょうか。風の抵抗も気になるし、やはりこれは常時着るものではなく、いざというときの保険として持ち歩くものだなと思いました。ていうか、冬なのに秋物のジャージを着て出たあたしが悪いんですね、そもそも。でもせっかく買ったのに秋の間じゅう使えなかったから、一度ぐらい着てみたかったんだよう。とりあえず、明日からはもう少し防寒性の高いジャケットを着て走ってみようと思います。
あ、ちなみにhL.607 Lady_S5タイツの方は完璧なはきごこちでした。暑くもなく寒くもなく、まるで何もはいていないかのように足の動きがスムーズで、それに何よりパッドが神。パールイズミの3D-Neoパッドのような「今こうやって支えてますぜー!」的な自己主張がなく、レーパンはいてロードバイクに乗っていることをすっかり忘れてしまいそうなナチュラルな乗り心地なんですよ。まるでママチャリを楽々と走らせているかのような尻感覚で、あまりの快適さに、30km走る間じゅう、坐骨がどうしたとか会陰部がこうしたとか考えもしませんでした。すげえ。さすが、値が張るだけのことはあるわ。
ただしこのタイツ、サドルの上でちょっと滑るので、そのあたりは人によって好き嫌いが分かれるかもです。あたしはしばらく走っていたら慣れました。もう夏用レーパンもASSOSにしちゃおうかと思ってます。
この他今日ためしてみた秋〜冬物は以下の通りです。どれもなかなかいい感じでした。

モンベルのサイクルキャップは頭と耳が冷えず、それでいて暑くもなりすぎなくてありがたかったです。グローブは、夏用のステンレスメッシュグローブと同じぐらい肉球がしっかりしていてあたし好みでした。ただし指先が少し冷えるので、もう少ししたらもっと厚手のグローブに切り替える必要がありそうです。Gore Bike Wearのソックスは、ごわつかないのに暖かくて快適でした。冬じゅう活躍してもらうことになると思います。