ダメージは後から効いてくる。ボディーブローのように。

うちの親族一同は海から徒歩3分のところに住んでいて、思いっきり東日本大震災津波警報エリアでした。
災害用伝言板などではまったく連絡が取れず、消息が確認できたのは、震災後1週間ほどたってから。
全員無事でした。
そこまでの間、慌てたり騒いだりは全然しなかったんですよあたし。少なくとも安否確認で電話やメールをしたり、しゃにむに現地入りしたりしないだけの冷静さはあったはずなんです。
が、連絡が取れた後、かえって気持ちが不安定になり、それが日に日に悪化して、体調まで崩してしまいました。寝れば悪夢を見るし、起きていても「萌えー」と漫画を読んだりする気にはまったくなれません。ここのところまったく百合レビューが書けていないのは、そのせいです。
どうやら心的ダメージというのは、ボディーブローのように後から効いてくるもののようです。asahi.com : 〈伝えたい―阪神から〉学校の再開、早急に - マイタウン兵庫に、


子どもは震災から1週間ぐらいは、集団生活で気持ちが高ぶる。でも時間がたつと、普段は元気な子がふさぎ込んだり、逆におとなしい子が興奮したりして、普段と違う行動を見せる。
とありますが、別に子どもでなくても、そして本人が直接被災していなくてもある程度似たような現象は起こるのかもしれません。
そんなわけで、レビューが書けるようになるまでには、まだしばらくかかりそうです。とりあえずまず体調を元に戻すことに努めようと思います。