エアロバイク

  • エアロバイク(330kcal)

ガシガシとエアロバイクを漕ぎつつ、『カールじいさんの空飛ぶ家』を最後まで観ました。よかった。後半も前半と同じく、無駄な台詞がひとつもないんですね。特にあの「MY ADVENTURE BOOK」や、ラッセルの父親のエピソードの場面がうまいなあと。下手な作品だと、あそこでキャラクタ自身に説明台詞をべーらべら喋らせると思うんですよ。「馬鹿な観客にキャラの思ったことを説明してあげましょう、ほらほら感動するでしょう」的に。でもこの映画は、それをしない。だからこそ感動も深い。あと、キャラの見せ方がいいですよね。特にエリー。観客の心の中では彼女は永遠にあの歯っ欠けのおてんば少女のままで、だからこそカールにぐっと共感できるのだと思います。しばらく繰り返して観たい作品です。