(ノンケ男性が)ノンケ女性を落とすのなんて実はわりと簡単なんじゃないのか、という仮説
若気の至りでかつてノンケ女性とつきあっていた時期がけっこうある*1自分からしてみると、日本の*2ノンケ女性を落とす(という言い方が悪ければ、口説いて恋を始めると言い換えてもいいです)のなんてそう難しくもないんでは、と思うんですね。だって皆さん普段、たいていの*3男性からは人間扱いされてないんだもん*4。ごく当たり前に人間として扱うだけで「なんて優しいの」「男はこんなに優しくしてくれなかった」って感激してコロっと落ちてくれたりして、こっちが驚いちゃうぐらいなんだもん*5。いやセックスのテクニック論の話とかじゃないですよ。もっと広い枠組みの話。そこに目をつければ、異性愛者男性が日本の異性愛者女性を落とすのなんて赤子の手をひねるようなものなんじゃないかと思うんです。単に相手をきちんと人間扱いすればいいだけ。コロンブスの卵。
注意点1
第一段落のような話を書くと、「うるせえ女の方だって男を財布としか見てないだろうが! 男だって人間扱いされてねえよ!」と逆上する人がきっといると思うけど、そして確かにそういう側面はあるんじゃないかと思いはするんだけど、レズビアンのあたしにとってはそういった話題は管轄外です。つか、そもそもそういう話してないし。
注意点2
第一段落のような話を書くと、「じゃあ今日から俺も女を人間扱いすればウハウハだな! 具体的に何をどうしたらいいか教えてくれ!」って思う人がきっといると思うけど、その発想自体がもうダメだと思うんですよね。
女は(というかもちろん男もそうなんだけど)一律の規格で作られた工業製品じゃありません。全部生身の、ひとりひとり違う人間なんです。よって、「女というもの全般は、こうすれば必ずこうなる」なんて画一的なノウハウが存在するわけはないんですよ。そこが全然わかってない時点で、目の前の女を人間じゃなくて、「女というカテゴリーの無個性な規格品」扱いしてるってこと。