Ultimate Tae Bo/自分の動きのどんくささの理由がわかりました

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Billy Blanks

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どんくさいのは「トニックな動き」のせいだった

最近ブートキャンプやTae Boをやるときに鏡やガラスに自分の姿を映してフォームチェックしているのですが、どうもあたしの動きはどんくさいんですね何やっても。妙に肩に力が入っているというか、伸びやかさがないというか。ドタバタしているというか。

で、はたと気づいたことがひとつ。元ビルダーの悪い癖で、無意識のうちに何でも「トニックな動き」でやろうとしちゃってるんじゃないかこれは? トニックな動きとは、反動を使わずに「ジワー」と持続的に筋力を発揮する動きのこと。筋肥大のためには必要な動作なんですが、これって反動を多用するスポーツ時の筋力発揮とはまったく違う身体使いなんですね。だから本来、筋トレで最大筋力をアップさせた後は、その筋肉を使ってスポーツ向けの「バネのある動き」ができるようにチューンしておかなければいけないんです。それを怠っていたから、こんなどんくさい動きになってるんじゃないか。

で、「これはいかん」と思い、スクワットや腕立てのような筋トレ種目はともかく、エアロビクス寄りの動きをするときは

  • 反動を積極的に使う
  • 力の切り返しを意識する
  • 四肢の力を抜き、「体幹の力で手足をスピーディに振り回す」ことを意識する

という風にしてみたところ、動きの見た目がどんどん変わってきました。そういうことだったのかああ!

おまけに、この動き方でひゅんひゅん手足を振り回してTae Boしてたら、エネルギー消費量まで変わってきやがんの。今日なんか90分で600kcalオーバーですよ。有酸素運動においては、素早く大きく動くことって大事なんですね。いや、トニックな動きの癖にもいい点はあって、たとえばブートキャンプ「腹筋プログラム」の立ったまま片脚を前に出して恥骨をくいっと上げる腹筋なんかはバッキバキに効かせることはできるんですが、ビリーのすべての動作でそういう体の使い方をしちゃいかんってことです。もっと早く知りたかったわ、これ。