やっぱり日本語にも複数形あるんじゃん!

この2点の記事の「日本語に複数形がない」という主張にどうも疑問を感じる、という話の続きです。昨日のエントリを書いた後で広辞苑第五版を見てみたところ、疑問氷解。最初からこうすればよかった。(以下、強調は引用者)

たち【達】[接尾]
1名詞・代名詞に接続して複数形を作り、または多くをまとめていうのに用いる。
やっぱり日本語にも複数形あるんじゃん! それも、現代語でも。つか、少なくとも広辞苑の編者さんは、そう考えているようです。
ということは「日本語に複数形がない」というよりも、「日本人は、『n個のSがVする』(Sは主語、Vは動詞)という言い方があまり好きではない」とでも言った方が真相に近いんじゃないかと思いました。とりあえず個人的な疑問が解消して満足、満足。