『アオイシロ』メインキャラクター「喜屋武 汀(きやん みぎわ)」公開

明るく元気そうな笑顔がいいですね。『アカイイト』における烏月さんみたいな武闘派担当キャラになるのかな? 「オキナワ」「ニンジャ」とゆー、アメリカ人(タランティーノ的な)あたりにウケそうな雰囲気は、海外Yuriファンへの販路拡大も視野に入れてのことなのでしょうか。深読みしすぎか、そうか。
以下、その他の『アオイシロ』情報。(ソースはほんまPの一言コーナー -   名前読めませんでした(´・ω・`)

なんで「ナミ」には苗字がないんだろう……。動物? 超自然的な存在(海の精とか)? それとも、物語のカギを握る謎の人とかかしら。というわけで次回の更新も楽しみです。

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リベラルなつもりで実はホモフォビックな漫画描写について

うーん。こういう漫画を読んで喜ぶことができるのは、同性愛嫌悪をがっちり内面化している異性愛者だけ*1だと思うんだけどなあ。少なくともあたしには、この作品に偏見がないとか、悩んでいる子どものためになるとかは全然思えませんよ。
以下、うちのサイト(BLND)の過去記事から引用。

 2. 「わかってるつもり」な人々
理解があるつもりで偏見を垂れ流してる人もウザいですね。具体的に言うと、「たまたま好きになった人が女だっただけよ!」とか「人が人を好きになることに何の罪もない」とかいう台詞をキャラクターに言わせたり、自分の百合嗜好を肯定するために使ったりする人ね。これって一見リベラルだけど、実は「女性同士の恋愛は許されないことだ」とバッシングしてるのと同じだと思うんですよ。

「たまたま相手が女だっただけ」ということばの陰には、「自分は好き好んで女と恋に落ちたわけじゃないんだ。事故みたいなもんなんだから見逃して」という言い訳が隠れています。さらに、「自分は本来は異性間の恋愛ができるまっとうな人間なんだ(または、男も女も愛せる心の広い人間なんだ)」という言い訳のかほりもします。「女同士の恋はタブーだ」という偏見が根底になければ出てこない台詞です。

「人が人を好きになることに(略)」という言い回しも、似たようなものです。なぜ、「女の子が女の子を好きになることに何の罪もない」と言い切れないんでしょう。結局は女の子同士の恋が禁忌だと思っているから、「人間同士の恋」というフレームにすり替えて合理化しようとしてるわけでしょう。往生際が悪いよ。

上の引用文中で書いたことの繰り返しになりますが、「『たまたま』好きになった相手が同性だったんだからいいだろう」というロジックは、「たまたま」ではなく最初から同性しか恋愛対象にならないゲイやレズビアンに向かって「アンタらはダメ」と言っているのと同じです。あと、これは「みやきち日記」で過去に書いたことですが、ヘテロだろうとゲイレヅバイだろうと誰だって「人間として」相手を愛しているはずなのに、いちいち同性愛だけを「”人間として”好きになったのならおかしくない」と強調しなければならない理由は何なのよ? 「”同性として”好きになったらおかしいから、”人間として”ってところを強調して思考停止しとこう」ってことでしょ、要するに。
こういうリベラルぶっておいて実はホモフォビックな表現ってのにはうんざりだけど、実際にはこういうのこそノンケのある種の層にウケて売れやすいのかもしれませんね。やだやだ。

*1:百歩譲って、同性愛嫌悪を内面化した同性愛者/両性愛者にも喜ぶ人はいるかもしれませんが。

全身

  • ダンベル・ベンチプレス
  • ダンベル・フライ
  • ベント・オーバー・ロウイング
  • スクワット(レギュラー・スタンス)
  • スクワット(ワイド・スタンス)
  • シシー・スクワット
  • スティッフレッグド・デッドリフト
  • デッドリフト
  • スパイン・ヒップ・リフト

右肘の調子が悪くてベンチプレスであまり粘れないため、その分はシュピネーションをきかせた高重量のダンベル・フライで追い込んでみました。限界に近いウエイトを必死で挙げていると、筋トレを始めたころにいろいろ教えてくれた気のいいマッチョな兄ちゃんたちのことを思い出しました。
右も左もわからずに10kgのバーベルシャフトでヨタヨタとトレーニングしていた細っこい女に、ジム常連のマッチョ兄ちゃんたち(皆ビルダーさんやパワーリフターさんという本格派でした)は本当に親切にしてくれました。適正な重量とレップス数の割り出し方を教え、フォームを教え、短インターバルだのフォースト・レップスだのを教え、さらに頼まなくてもさっさと補助について「休むなー!」「あと1回!」「絶対挙がる!」などと檄も飛ばしてくれて。高重量で潰れそうになりながら、「ししし師匠(指導してくれる兄ちゃんたちをあたしはこう呼んでいました)、無理です大胸筋が攣ります!」「バカモノ大胸筋などそうそう攣らん! 挙げろー!!」と会話したことも今では懐かしい思い出です。
ああいう体験があるから、あたしはマンヘイターには到底なれないなあと思います。「男なんてみんなクズよ!」みたいな言説はまるっきり信じられないや、だって優しい男性も親切な男性もいっぱいいるもん。引っ越しのためあのジムにはもう行けなくなってしまいましたが、「師匠」たちは今もまだ初心者さんや女性会員をサクサク手助けしながら「あともう1回ー!」と叫んでいることと思います。みんな熊のようにデカくてアームレスリングで相手の手首をへし折っちゃうような怪力ぞろいだったけど、何年たっても思い出して胸の底があったかくなる思い出をありがとう、「師匠」たち。