大ノンケ帝国は謎がいっぱい

最近はてな界隈で盛り上がっているっぽい「男女間の友情」論について。
いつの間にか話の主流が「ノンケ男とノンケ女の間に友情は成立するか」「ていうか人類皆ヘテロ」という方向に捻じ曲がってしまっている*1あたりが大笑いですが、それより何より興味深かったのが、「自分の性的指向の対象となる性別の人間とは、『サカって恋愛(つーかセックス)する』または『近寄らない』のふたつにひとつしかない」というノンケさんってのが本当に存在するらしいってことです。これは驚きだ*2。すげー驚きだ。
というのもね、よく同性愛者がカミングアウトしたとたん「俺のケツは狙うなよ」だの「アタシのこと襲わないでよね」だのと言い出すバカノンケというのがいて、何考えてるのか謎だったんですよ。ただの自意識過剰かとも思ってたんですけど、今にして思うと、あれは、

  1. 「自分のセクシュアリティーの対象となる性別の人に対しては、『欲情する』『疎遠でいる』の二通りの接し方しか考えられない」って人で、
  2. しかも、「他の人も皆自分と同じに違いない」と思い込んでいる

……という2条件を満たすタイプの人だったわけですね。だから、単に友達として傍にいる同性愛者に向かって「疎遠になろうとしないってことは、こいつは俺に/アタシにムラムラしているに違いない!」と、普段の自分像を投影してテンパッてしまうのでしょう。うひゃー。
これまでは、2はともかく1のような人はそうそういまいと思って、「ノンケだって異性と見れば即サカッてるわけじゃないでしょうに」などと切り返してたんですが、そうするとあの切り返しは無効だったのか。また今後の対策を考えねばなりません。大ノンケ帝国の文化風俗って、本当にレヅの想像を超えたところにあるんだなあ。

*1:偏りのない視点で書かれた素晴らしいエントリもたくさんある(個人的にはhttp://d.hatena.ne.jp/white_cake/20060828/1156739559http://d.hatena.ne.jp/massunnk/20060831/p1にとても共感しました)んだけど、数の上でいくと圧倒的に「男女とは問答無用で異性愛者男女のことだ! 人類は全てノンケに決まっているのだ!」みたいなエントリが多いよね。

*2:同性愛者の身としては、想像すらできませんでした。少なくともレヅの場合、同性に対して「欲情か疎遠かの二者選択のみ」なんてやってたら生活できませんし。

ファミコン筋リハビリ中

火曜日から始めた『ニュー・スーパーマリオブラザーズ』ですが、その後わりとスムーズにワールド5の城まで進みました。目と手がようやくゲーム内のルール通りに動けるようになってきた感じ。でも右手親指付け根の筋肉はやっぱり痛いです。近所の小学生(うまいんだこれが)に負けないよう頑張ります。