全身
- ダンベル・ベンチプレス
- ダンベル・フライ
- ベント・オーバー・ロウイング
- スクワット(レギュラー・スタンス)
- スクワット(ワイド・スタンス)
- シシー・スクワット
- スティッフレッグド・デッドリフト
- デッドリフト
- スパイン・ヒップ・リフト
右肘の調子が悪くてベンチプレスであまり粘れないため、その分はシュピネーションをきかせた高重量のダンベル・フライで追い込んでみました。限界に近いウエイトを必死で挙げていると、筋トレを始めたころにいろいろ教えてくれた気のいいマッチョな兄ちゃんたちのことを思い出しました。
右も左もわからずに10kgのバーベルシャフトでヨタヨタとトレーニングしていた細っこい女に、ジム常連のマッチョ兄ちゃんたち(皆ビルダーさんやパワーリフターさんという本格派でした)は本当に親切にしてくれました。適正な重量とレップス数の割り出し方を教え、フォームを教え、短インターバルだのフォースト・レップスだのを教え、さらに頼まなくてもさっさと補助について「休むなー!」「あと1回!」「絶対挙がる!」などと檄も飛ばしてくれて。高重量で潰れそうになりながら、「ししし師匠(指導してくれる兄ちゃんたちをあたしはこう呼んでいました)、無理です大胸筋が攣ります!」「バカモノ大胸筋などそうそう攣らん! 挙げろー!!」と会話したことも今では懐かしい思い出です。
ああいう体験があるから、あたしはマンヘイターには到底なれないなあと思います。「男なんてみんなクズよ!」みたいな言説はまるっきり信じられないや、だって優しい男性も親切な男性もいっぱいいるもん。引っ越しのためあのジムにはもう行けなくなってしまいましたが、「師匠」たちは今もまだ初心者さんや女性会員をサクサク手助けしながら「あともう1回ー!」と叫んでいることと思います。みんな熊のようにデカくてアームレスリングで相手の手首をへし折っちゃうような怪力ぞろいだったけど、何年たっても思い出して胸の底があったかくなる思い出をありがとう、「師匠」たち。