ケツとハムとカーフと足先が痛いです

丸2週間ほど、末期がんの猫の介護に追われておりましてね。朝から晩まで猫のそばにしゃがみ続けて食事介助したり、身体を拭いたり、毛を梳かしたり(長毛種だったので)、トイレを手伝ったりという生活を続けた結果、「尻の痛みと痺れがハムストリングを経由してふくらはぎ・足の指先まで響く」という状態に陥りました。早い話が坐骨神経痛。たぶん原因は、梨状筋の疲労。立ったりしゃがんだりの繰り返しによる、臀部の筋肉の使いすぎです。

痛いとか動けないとか言っている場合じゃないので、「猛暑の中朝晩風呂をわかして身体を温め、猫ベッドの前にヨガマットを敷いて、猫の様子を見ながらストレッチする」という日々を送ってました。特に有効だったのはこのあたりの種目です。

テニスボールによるお尻のマッサージも効きました。

これに加えてハムストリング・ふくらはぎ・股関節のストレッチと『体が硬い人のためのヨガ Extra Lesson』のプログラム「末端をほぐして全身を温める(足編)」を一通りこなすと、おおむね症状は消え、ほぼ通常通り動くことができました。もっとも、朝晩同じメニューで繰り返しほぐしてやらないと、またすぐ戻っちゃうんですけどね。

8月27日に猫が永眠し、「これで坐骨神経痛ともおさらばか」としみじみ思っていたんですが、後片付けやら火葬の手配にかまけてほんの数日ストレッチをさぼっていたら、またもやぶり返してきましたよ痛みと痺れが。それだけ疲労がたまっているということなのでしょうね。もうヨガマットの前に猫は寝ていないけれど、しばらくは同じメニューで黙々とストレッチして行きたいと思ってます。