ゼネラル・ミルズ社、多様性を祝う「#LuckyToBe」キャンペーンを開始

米大手食品会社ゼネラル・ミルズが、多様な人々のプライドを祝うキャンペーン「#LuckyToBe」を開始しました。かわいくてポジティブなプロモーション動画がすごくいいので、ぜひ見てください。
詳細は以下。

プロモーション動画はこちらです。

これは同社のシリアル「ラッキーチャーム」(Lucky Charms)にひっかけたキャンペーンなんだけど、動画冒頭のこの文句だけで涙が出てきます。


人と違っているというのは、解決すべきことでもなければ、問題でもない。
ラッキーなことなんだ。
Being different is not an issue, or a problem.
It's lucky.

この後テンポ良く続いていくカラフルなメッセージも、すごく心温まるし、勇気づけられますよ。虹というモチーフを使いつつ、「LGBT」とか「ゲイ」とかいう特定の語を使ってないところもいいですね。いわゆるLGBTカテゴリとは違っている人だってたくさんいて、その全員に価値があるということの暗示だと思うんです、これって。

「#LuckyToBe」の公式サイトによると、このキャンペーンに参加するには以下の方法があるみたい。

  1. Twitterで、#LuckyToBeというハッシュタグをつけて「自分がなぜ今月(6月はプライド月間です)ラッキーなのか」をツイートする。
  2. 同じく#LuckyToBeというハッシュタグをつけて、自分の写真や、一緒にいられてラッキーだと思う人の写真を投下する。
  3. Tumblrで#LuckyToBeというハッシュタグをつけて、ゼネラル・ミルズのシリアル「ラッキーチャーム」に入っているレインボーカラーのマシュマロを使った写真を投下する。

ゼネラル・ミルズミネソタ州に本社を置く会社で、雇用差別禁止法(Employment Non-Discrimination Act、性的指向やジェンダー表現を理由とする雇用差別を禁じる法)や同性婚を支持すると表明しています。オレオの一件のときのように、また保守派がボイコット騒ぎを起こしたりするのでしょうが、負けずにがんばってほしいです。