米国でトランスジェンダー女子生徒がプロム・クイーンに

米国マサチューセッツ州のミドルボロ・ハイスクールで、トランスジェンダーの女子生徒コーディ・タブマン(Cody Tubman)さんがプロム・クイーンに選ばれました。

詳細は以下。

コーディさんがトランスジェンダーと自覚したのは9年生のとき。女性の服で生活するようになったのは高校に入った年からです。高校の同級生たちは概して受容的で、先生方も彼女を支援しているとのこと。それでもやはり理解のない人はいるし、人と違っているというのは大変だとコーディーさんは話しています。


「これ(訳注:プロム・クイーンに選ばれたこと)で、皆が快く受け入れてくれていて、彼らから見て本当に何も問題ないのだとわかったようなものです。だからいい気持ちでした」とコーディーは言っている。
“It was kind of like a realization that people are accepting and it doesn’t really matter to them. So it was a good feeling,” Cody says.

先日の、トランスの男子生徒をプロム・キングに立候補させなかった学校はえらい違いだよね。Queertyがいいこと書いてます。


おめでとう、コーディ! あなたがクイーンでいるのは来年までかもしれないが、あなたが広めたポジティブさはきっと永遠に残るだろう。
Congratulations, Cody! Your reign may be over next year, but the positivity you’re spreading will surely live on forever.

それにしても、思うに米国の学校って、日本の学校よりもジェンダーカップル文化を強調した行事が多くない? プロムもそうだし、イヤーブックのカップル写真とかもそうだよね。その分LGBT生徒は余計に苦労しそうだと思うんだけど、他の国の学校はどうなんだろう?