"We're out there." アメリカ女子サッカー選手、ゲイのアスリートについて発言


女子サッカー米国代表選手のメイガン・ラピーノ(Megan Rapinoe)さんが、テレビのインタビューで同性愛者のアスリートについて尋ねられ、"We're out there"(『私たちはそこにいます』または『私たちはカミングアウトしてます』ぐらいの意)と発言したとのこと。女性レスリングのステファニー・リー選手に引き続き、またしてもお仲間か!?

詳細は以下。

KickTVによるインタビュー動画はこちらです。
Megan Rapinoe on Goal Celebrations & Olympic Gold: The Mixer - YouTube

5:20ぐらいから、ラピーノ選手がtwitterで「レズビアンとゲイのコミュニティを支持する」と発言していることが話題にのぼるんです。カミングアウト済みアスリートについてどう思うか、脚光を浴びているサッカー選手がすぐカミングアウトするだろうかと尋ねられ、ラピーノ選手は「私たちはそこにいますよ」("We’re out there", 『私たちはアウト済みですよ』とも訳せそう)と答えています。また、女性の側に関しては「チーム内でも競技内でも受け入れられているものの、スポーツはホモフォビアが残存する最後の機関であるように思えます。他のあらゆる職業ではカミングアウト済みのプロがいるのに、どうしてだかスポーツは違います。スポーツ界に色濃いホモフォビアが残っているのは悲しいことです」と語っています。

ラピーノ選手にはもともと「同性愛者ではないか」という噂があったのですが、こうもあっさり"We're out there"発言が出てくるとはびっくり。ロンドン五輪を見る楽しみがまたひとつ増えました。
なお、上の動画は画像も音声もかなり荒いんですが、ナイキのCMだとまた印象が違いますよ。こんな感じの人です。
Megan Rapinoe: ALWAYS ON - YouTube