米国のリサーチ会社ハリス・インタラクティブの調査で、LGBTの人々は異性愛者の対照群より環境問題への意識が高いという結果が得られたそうです。
詳細は以下。
これはアメリカ全土の2532人の成人(18歳以上)を対象として行われた調査で、うち347人がレズビアン・ゲイ、バイセクシュアルまたはトランスジェンダー(LGBT)と名乗っています。調査は201年11月8日から同年11月15日にかけてオンラインで行われました。
以下、各項目に「完全にあてはまる」または「非常によくあてはまる」と答えた回答者のパーセンテージです。
「個人的に、環境の現在の状態と未来について大いに関心を持っている」
「もっと環境にやさしくなるよう他の人に勧める」
投票や購買、職探しなどについても、LGBTと対照群の間で差が出ています。以下、各項目に「とても重要である」「きわめて重要である」と答えた人のパーセンテージです。
「商品を買ったりサービスを利用したりするとき、環境問題を考慮する」
「職場を選んだり職に応募したりするとき、環境問題を考慮する」
ちなみに2009年度調査で「環境を意識している」と答えたLGBTは38パーセントだったのが、2010年には47パーセントに増えているそうです。一方、異性愛者では30パーセントから28パーセントに減少しているとのこと。
さてさて、「同性愛者は国家の役に立たないから権利を制限されて当然」なんてことを平気で言っちゃう人たちは、こういう調査結果をどう受け止めるんでしょうね?