今年のマドリードのゲイ・プライドには、子供もイスラエル人もパレスチナ人もカイリー・ミノーグも参加

2010年7月10日に予定されているマドリードのゲイ・プライドに関するニュース。

今年は同性カップルの親を持つ子供たちがパレードの先頭を務めるほか、イスラエル人もパレスチナ人も歓迎で、オーガナイザーはトランスセクシュアルの多数参加も希望しているとのこと。パレードをしめくくるのは、スペイン広場(Plaza de España)で行われるカイリー・ミノーグのパフォーマンスだとのことです。

子供たちがパレードの先頭を歩くのは、新しい形の家族を尊重してほしいという要求をはっきり示すため。また、オーガナイザーによると、トランスセクシュアルの参加が歓迎なのは、このパレードはポリティカルなものでこそあれ、なんらかの一派だけの政治性をアピールするものではないから。また、オーガナイザーたちは当初イスラエル人の招待を取り下げていたのですが、これは議論を呼び、結局イスラエル人とパレスチナ人の両方を歓迎するということになったのだそうです。参加者全員が快適に歩いて、最後にカイリーのパフォーマンス(新アルバム『Aphrodite』の曲を歌うそうです)を楽しめるようだといいなと思います。