「同性婚を認めたら、ゲイ権利運動家は次は子供とのセックスを認めろと言い出す」米同性婚裁判で被告側弁護士が主張
米国カリフォルニア州の同性婚裁判で、被告側つまり同性婚反対派の弁護士団が、自陣の意見を補強すべく、2008年にProp8支持派が主張していた「もし同性カップルに結婚の権利を認めたら、彼らは子供とのセックスを合法化しようとするだろう」という説を持ち出したというニュース。
なんでも、被告側の弁護士ひとりは
と述べ、もしカリフォルニア州での同性婚を阻止できなければ、
「彼ら(訳注:同性婚賛成派のこと)の計画にはこう載っています:子供とのセックスを合法化せよ」
"On their agenda list is: legalize having sex with children,"
とまで語ったとのことですよ。
「他の諸州もサタンの手に落ちるでしょう」
"other states would fall into Satan's hands"
同性愛者を小児性犯罪者と同一視して攻撃を正当化する、という古臭いやり方を今さら持ち出してくるところにまず唖然。いつの時代の詭弁だよ、それ。同性婚推進派の誰もしてない主張を、勝手にしたことにすんなよ。
あと、サタンがどうこうっていうところにも愕然。アメリカっていまだに中世を生きている国だったんですね。ほら、悪魔払いとかもご盛んなようですしね。同性婚云々より前に、もうちょっと時計の針を先に進めて、文明社会の仲間入りをするように努めた方がいいんじゃないのこの国。ていうか、こんなことを大真面目で口にするやつばらがあたしら同性愛者の権利を踏みにじっているのだと思うと目の前が暗くなってきますな。こないだ紹介した「結婚制度の主な目的は、安定した関係の中で、生殖を促進し、生殖を前提とした男女間の自然な性行為を導くもの」という珍説よりさらにひどくないですか、これ。
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