英国プリマスで女性2人がホモフォビックな暴力を受け負傷

イングランド南西部の都市プリマスで、女性2人が男性の集団からホモフォビックな暴力をふるわれて負傷したというニュース。

被害者はひとりが10代、もうひとりが20代前半。伝えられるところでは、バーの中にいた彼女たちは、くだんの男性たちから同性愛嫌悪的な言葉やジェスチャーをぶつけられ、口論の末、バーの外で暴力をふるわれたとのこと。ひとりは顔を殴られ、もうひとりは地面に殴り倒されて頭部を蹴りつけられたそうです。タクシーを呼びに行っていた男性が、わざわざ女性たちをタクシーのところまで呼びつけて、それから殴ったんだそうですよ。

事件を捜査しているRyan Northmore警察官は、プリマス・ヘラルド紙に対し、被害者たちが「もっと深刻な怪我を負わなくて済んだのは幸運だった」と語っているとのこと。

なお事件直後、30歳から33歳までの3人の男性容疑者が現場近くで逮捕され、現在取り調べ中だとのことです。

こんな事件は世界中で起こっていて、殺される人*1とかもいて、でもいちいち日本では報道されないんですよね。で、こうやって個人のブログで紹介したところで、おおかたの日本人には「でもそんなの外国だけでしょ」と切断されて終わりだとは思うんです。まるで「おらが村では交通死亡事故は起こってねえから、交通事故などたいした問題ではねえ」みたいな勢いで。
でもあたしは紹介しつづけるよ。「おらが村」は全世界につながっていて、問題は厳然としてそこにあるんだよ。