米国のシットコム女優メレディス・バクスターがカムアウト


テレビドラマ「ファミリー・タイズ」でマイケル・J・フォックスのお母さんエリス・キートンを演じていたメレディスバクスターレズビアンであることをアメリカの全国ネットで明かした。
62歳のメレディスは「トゥデイ・ショー」に出演した際、「晩年になってわかったことだけど、わたしはレズビアンです」と司会のマット・ラウアーに告白。ずっとウソをついていたのではなく、自分が同性愛者だと気づいたのは7年前だったとのこと。プライベートについてはめったに語らないメレディスが今になって明かしたことについては、ゴシップ紙に憶測記事が掲載されたからだという。
このゴシップ誌というのはナショナル・エンクワイアラーで、メレディスが11月にレズビアン向けのカリブ海クルーズに女性と参加していたことを書き立てられたんだそうです。他に、ゲイブロガーのペレス・ヒルトンにも、レズビアンではないかという憶測記事を書かれたとのこと。で、「今後もこのような記事が書かれることを心配したくないため」カミングアウトに踏み切ったという話です。
「ファミリー・タイズ」かー。「鳴り物入りで日本で放映されたわりには、今ひとつ人気が出なかったドラマ」という記憶しかないのですが、アメリカでは大ヒットしただけに、「あのお母さん役の人が!」と驚いた人も多いかも。あたしは驚きませんけどね。確率から言って、レズビアンの女優なんてまだまだたくさんいるはずですから。単にそれぞれの事情でカミングアウトしてないだけで。
ちなみにメレディスには現在、4年間つきあっている彼女がいるそうです。彼女の名前はNancy Lockeさんで、建設業者だとのこと。カミングアウトの全容はYouTubeで見られますが、トークホストもメレディスも終始明るくカラリとした語り口調で、話の内容も興味深いです。メレディスが子供たち(メレディスには3度の結婚歴があり、子供が3人います)にカミングアウトしたら「知ってたよ」とあっさり言われたとか、義父にどう告げようと悩んだ末「私、女性とデートしてるんです」と言ったら「私もだよ」と返されたとか、面白すぎ。下に貼っておきますので、ご興味がおありの方はぜひ。