LGBTイベント「ロンドン・プライド」にAセクシュアル団体が初参加
2009年7月4日(土)に英国で開かれるLGBTイベント「ロンドン・プライド」のパレードに、初めてAセクシュアル団体が参加するというニュース。ベイカー・ストリートからトラファルガー広場まで、Tシャツ等のアイテムでAセクシュアルの可視化を訴えかけながら歩くそうです。
上記記事内にもありますが、6月28日にはサンフランシスコ・プライド・パレードに全米で初めてAセクシュアルの団体が参加したばかり(参考:全米で初めて、プライド・パレードにAセク団体が参加 - みやきち日記)です。こちらのブログによると、当日はアメリカ中から集まった22名の参加者がパープルのTシャツを着て看板を掲げて歩き、大成功だった模様。これを受けてロンドンのAセクシュアルたちもパレード参加を決めたのではないかとのことですが、だとしたらとても素敵なことだと思います。
上記サンフランシスコのパレード参加者さんのブログによると、パレード当日は、
とのことで、アメリカでさえもまだまだAセクシュアルの可視性は低いようです。こうしたプライド・イベントを機に、さまざまなセクマイが世界中でもっとどんどん可視化されていくといいな、と思います。
「群衆の中には私たち(訳注:Aセクシュアルの団体)を見て興奮する人もいれば、私たちが本当に存在することにびっくりする人もいた」
Some people in the crowd seemed excited to see us, others were stunned that we actually exist
ちなみにわたくしが90年代に、日本初の大規模なレズビアン・ゲイ・パレード(だったと思う)に参加したときにも、沿道の観客が「レズって本当にいるんだ」と驚く声が聞こえましたよ。どんなセクマイも、最初は「いないこと」にされています。「ここにいるよ!」と声を上げることは、とても大切だと思います。
単語・語句など
単語・語句 | 意味 |
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outright | ずけずけと、無遠慮に、公然と |