感想『ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝』感想

ミシェル・ヨーと「竹子」*1ことイザベラ・リョンの夢の競演なんだから、これはもう観るっきゃないでしょう! と思って見に行ったら、ミシェル・ヨージェット・リーの剣戟なんていうゴージャスなシーンもあって大満足。もちろん「竹子」も大活躍で大満足。映画自体も、おバカで派手でお約束満載で、すっごく面白かったです。1も2も観てないのに何の不都合もなかったし、何よりブレンダン・フレイザーがチャーミングだよなあ。あと、雪男のみなさんもステキ。ただし、

  • 「強大な力で国を支配しようとする中国人=“自由”を脅かす中国人=悪」
  • 「白人に協力する中国人=“自由”を求める中国人=善」

という図式だけは「アメリカ人頭悪すぎ」と思いましたが、ま、夏休み映画にそこまでツッコむのも不粋かと。あくまでカーチェイスや遺跡のトラップや地を埋め尽くすミイラのモブシーンなどをワーキャー言って楽しむ、というのが正しい鑑賞法でありましょう。事実、痛快アクション活劇としてはすごくよくできていて、思わず1と2も観てみたくなってしまったぐらいです。これまで"MUMMY"という原題からもっとキワモノっぽい映画かと思っていたあたしがアホでしたねー。

*1:ちなみに「竹子」というのは"Spider Lilies"(原題『刺青』)というレズビアン映画におけるイザベラ・リョンの役名です。これがまたすごくいい作品で、竹子超萌えなんですが、まだレビューが書けてません。ごめん。