2006-04-17 映画『プロデューサーズ』感想 映画 楽しかったー。DVDで買ってまた見る予定です。以下、ネタバレしない範囲でざっと感想。 ネイサン・レインの歌や演技は期待を裏切らない安定感。 マシュー・ブロデリックは『トーチソング・トリロジー』の頃の2倍ぐらいに太ってたけど、やっぱりキュート。 元が舞台劇だけに最初のへんは演技のくどさが気になる。でも見てるうちに慣れる。 ところでユマ・サーマンは何しに出てきたの? 作中で称えられてるほど美人でもナイスバデーでもないじゃん。パンツ見せられても困る女優ナンバーワンだと思った。 ダンスもところどころでボディ・ダブル使ってるっぽかったし。 歌も別にうまくないし。 映画『シカゴ』におけるリチャード・ギアと同じぐらいどうでもいい存在、と言ったらだいたいの感じが伝わるかしら。 ゲイリー・ビーチとロジャー・バートがすごくよかった。 ロジャー・デブリー役のゲイリー・ビーチの女装っぷりは既に伝統芸能の域。見てて楽しいー。 つーかロジャー・デブリー主演の"Springtime for Hitler"自体が見たいっ! カルメン・ギア役のロジャー・バート、どこかで見た顔だと思ったら『デスパレートな妻たち』でブリーに横恋慕する変態薬剤師じゃん! 芸達者な人だなあ。 デブリーの抱えているゲイのスタッフたちがあまりにもベタで嬉しかった。そうそう、これぐらいやってくれなきゃ! でも最後のスタッフが登場したところで笑った観客はほとんどなし。意味わかんなかったみたい。あそこがパンチラインなのにー。 やっぱりスーザン・ストローマンが振り付けもやったのね。納得。 んでメル・ブルックスはどうしてるんだろうと思ったらあれなんだもん。お茶目な爺さんだなあ、もー。 スタッフロールの最後の最後まで仕掛けがあって嬉しかった。