こうすればわかる! 「現代社会は同性愛にどれだけ寛容か」

昨日のエントリに関連して、「今」がどれだけ同性愛に寛容な時代なのかをかんたんに体感できる方法を書いときます。以下の3ステップでお手軽にGOGO!

  1. 友人、同僚、先生、上司、家族、親戚、その他日常で接する人全員に「私(俺)、実はレズビアン(ゲイ)だったんです」と言い放つ
  2. その後1か月間、誰に何を言われても上記の発言を翻さず、同性愛者としてふるまう
  3. その間の周りの反応を全て記録しておく

これはネタで書いてるんじゃなく、海外のどこぞの大学で、レズビアンスタディーズの授業の一環として実施された(今もやってるのかな?)プログラムなんです。このプログラムを体験した人は、「つらい経験だった。同性愛嫌悪というものがこんなにひどいとは思わなかった」みたいなことを言ってたと思う、たしか。
つまりこれは、パット・ムーア(工業デザイナーで、『私は三年間老人だった 明日の自分のためにできること』の著者)が「老人から見た社会」を知るために3年間老婆に変装して過ごしたという有名な出来事の同性愛バージョンですね。パット・ムーアの場合、単に老婆に変装しただけで「普段は愛想のいい店員が邪険に対応したり、わざとおつりをごまかそうとしたりする事態に直面する。さらに、ハーレムでチンピラから後遺症が残るほどの暴行を受け、高齢者がいかに弱く、疎まれた存在であるかを痛感する」(以上、Amazonのレビューより引用)という体験をしたそうですが、同性愛者に変装した人はどんなステキな体験が得られるんでしょうね?
というわけで、「最近は社会も同性愛を認めるようになった」なんてことをいけしゃあしゃあと発言しちゃうノンケさんがた、ぜひ上記の3ステップをやってみてください。それでもまだその寝言が言えたら、たいしたもんだわ。