おねだりボタン

アクセサリーのオンラインショップを見てたら、各商品の下に「おねだりボタン」なるものを発見。なんだこれ、と押してみたらメールフォームのページに飛びました。自分と彼氏のメールアドレスを入れ、本文欄に何でも好きなことを書いて送信ボタンを押すと、本文の最後に商品名とURLが自動的に挿入されて彼氏のもとに送信されるんだそうな。
いろいろ考えるもんだなー、と一瞬感心したけど、果たして男の子はそんなメールもらって嬉しいんでしょうか。あたしならやだ。なんか中年男と愛人みたいじゃん、「おねだり」って。あとメールで突然「これ買ってください」ってのも、業務連絡みたいでなんだかなー。どうせアクセサリーをプレゼントするなら、一緒に店頭で選ぶか、突然サプラーイズ! で贈るかした方が楽しいと思うんだけど。たとえそれがデニーズのレジ横で売ってる300円のキティーちゃん指輪とかでも、その方がワクワクすると思うんだよね。
でもよく考えてみたら、レヅは貧乏だから、「おねだり」って概念自体がもともと存在しないんですけどね。「これ買って、だと!? ばかもん働いて自分で買えー!」な質実剛健ワールドですね。または、一緒にこつこつお金を貯めてペアリング買いに行くとかさ。うーむまるで貧しい高校生カップルのようだ。そんなわけで文化土壌が違いすぎるので、「おねだりボタン」を見て首をひねっちゃったのかもしれません。
あとひょっとしたら「おねだりボタン」は、アクセサリーを買いそうな人のメールアドレスを、性別情報つきで収集するためなのかも、と思いました。だとしたら、戦略としてはありだな。ま、買う側も売る側も、どっちもがんばれー。