オバマ大統領、サリー・ライドに大統領自由勲章を授与すると発表

2013年5月20日、米国のオバマ大統領が、2012年に61歳で亡くなった米国初の女性宇宙飛行士サリー・ライド(Sally Ride)さんに大統領自由勲章を授与すると発表しました。ライドさんには亡くなるまで27年間連れ添った同性パートナーがおり、世界で初めてLGBTと知られた宇宙飛行士と言われています。

詳細は以下。

オバマ大統領の声明には、以下のようにあるそうです。


サリーはわたしたちに、人間が到達し得ることに限界はないと教えてくれました。サリーの一生と、彼女が遺してくれたものを賛美するにあたって、ホワイトハウスで彼女の家族を迎えるのを楽しみにしています
Sally showed us that there are no limits to what we can achieve, and I look forward to welcoming her family to the White House as we celebrate her life and legacy.

ここで言う「家族」には、パートナーのオショーネシーさんも含まれるんですよ。プレスリリースによると、ホワイトハウスはオショーネシーさんと、ライドさんのお母さん、そして妹さんに受賞の連絡をしているのだそうです。「あんたたち結婚してないから他人同士ね。連絡はかーちゃんと妹だけでいいわ」とはされないわけで、そこが本当にうれしい。

ちなみに大統領自由勲章というのは、米国で文民に授与される最高位の勲章だとのこと。宇宙飛行士ではこれまでニール・アームストロングなどが受賞しています。