米デューク大学、トランス学生の手術費用に保険適用

米国のデューク大学が、トランスジェンダー学生の性別再割り当て手術に学校の保険を適用すると発表しました。

同大学のスー・ワシオレク(Sue Wasiolek)学生部長によると、大学の健康保険を担当しているブルー・クロス・ブルー・シールド社との新しい契約により、トランスジェンダー学生の性別再割り当て手術の費用が5万ドルまでカバーされるようになるのだそうです。カウンセリングやホルモン療法も保険適用になるとのこと。この新しい契約は、2013年の秋から有効になるそうです。

TrabsgenderLaw.orgによると、米国の大学でジェンダー再割り当て手術やホルモン療法に学校の保険を適用するところは既に37校あるようです。デューク大学は新たにそこに加わったわけですね。

ちょっと前に、エマーソン大学の友愛会が、トランスジェンダー学生の手術費用を募金で集めたことがありました。日本円にして約190万円以上が集まったそうで、それはそれで美談なんですが、最初から手術費用が保険でカバーされるならそれに越したことはありませんよね。こういう大学がもっと増えるといいな。