2010年度「台北同志大遊行」(台湾・台北のLGBTプライド・パレード)に過去最大の3万人が参加

台北で2010年10月30日にLGBTプライド・パレード「台北同志大遊行」が開催され、参加者は過去最大の30000人だったそうです。今年のテーマは「同性愛者のための政策に一票を」(Out & Vote, 投同志政策一票)。台湾だけでなく日本や中国、欧米からの参加者も見られたとのこと。

詳細は以下。

このパレードのプロモーション動画はこちら。

この動画によると、2003年の第1回パレードでは参加者はわずか500人だったようです。それが3000人、5000人、10000人と年々増えていき、第8回を迎えた今年10月30日にはついに30000人。まさに「継続は力なり」。台湾では2011年から小中学校の教育要項に同性愛に関する内容を盛り込むという計画もあり、またTaipei Timesによると、陳水扁前大統領の任期中には同性同士の結婚を認める法案(人権基本法)が起草されたりもしているそうです。この法案は結局立法化はされなかったとのことですが、そういう法案すら出ない日本より先を行っている面が少なくなさそうですね、台湾。

以下に今年のプライド・パレードの動画も2つほど貼っておきます。余談ですけど1つめの方の動画の「Aniki」って、ひょっとしたら日本語の「兄貴」から来てるんでしょうか? だとしたら面白いな。