米ケンタッキー州の女子高生3名、レズビアンの生徒を誘拐し殺害しようとした容疑で逮捕

米国ケンタッキー州の高校生コリーン・シュワブ(Corinne Schwab、18歳)、アシュリー・サムズ(Ashley Sams、18歳)、そして名前が公表されていない17歳の女子生徒が、レズビアンのクラスメイトに対する誘拐および殺人未遂容疑で逮捕されたというニュース。このうちシュワブ容疑者は25000ドルの保釈金を払って既に保釈されています。

警察によると、この3人はレズビアンの同級生Cheyenne Williamsさん(18歳)をフラットリック滝まで連れて行って崖から突き落とそうとしたとのこと。Williamsさんはどうにか逃げだし、警察を呼んだのだそうです。
この4人の友人たちはLEX18に対し、Williamsさんが狙われたのは、ただ単に同性愛者だからだと言っているとのこと。またAdvocate.comによると、Williamsさんの母親は、娘はレズビアンだという理由で崖から突き落とされそうになり、怯えて学校に行けなくなっていると話しているそうです。

一方、WKYTによれば、学校はWilliamsさんたち4人は仲が良く、何のトラブルもなかったと述べているとのこと。さらに州警察のMatt Feltner巡査部長は、これはヘイトクライムではないと言っており、この襲撃が悪ふざけだったかどうか調査中だと付け加えたそうです。

捜査なり裁判なりが進まない限りは動機についてはなんとも言えませんが、たとえ悪ふざけにしても悪質すぎるでしょうこれは。なんでもこの3人、Williamsさんを就職の面接に連れて行くことになっていたのに、Williamsさんの意志に反して滝まで連れて行ったんだそうですよ。その時点で既に、仲良しの友人がすることじゃなさそうな気がするんですが。Feltner巡査部長がこの1件をヘイトクライムではないと判断した理由が知りたいものです。