イランとアフガニスタンからの復員軍人の7割が「オープンリー・ゲイの軍人は問題ない」と判断
The Vet Voice FoundationとRepublican and Democratic pollstersによる統計調査で、米国のイラク・アフガニスタンからの復員軍人のほとんどが
- 同性愛者が周りにいても快適に過ごせる
- 同性愛者であることは、軍人としての任務遂行能力と無関係
- 同性愛者が性的指向を明らかにして軍務に就くことは受け入れられる
と考えていると判明したというニュース。
具体的な調査結果はこちらにあります。要約すると、こんな感じです。
- 「ゲイやレズビアンであることは、軍人としての任務遂行能力とは何の関係もない」
- 同意する:60%
- 同意しない:29%
- 「ゲイやレズビアンが性的指向を公表して軍務に就くことは、個人的に受け入れられる」
- 同意する:73%
- 同意しない:25%
- 「個人的には、ゲイやレズビアンが周りにいても快適に過ごせる」
- 同意する:73%
- 同意しない:23%
なお、調査対象者の58パーセントが「ゲイまたはレズビアンと一緒に勤務したことがある」と答え、22パーセントがそうした経験はないと考えているとのこと。ちなみにこの調査では、45パ−セントが共和党員と名乗っており、民主党員を名乗る人は20パーセントだけだったそうです。ということは、「たまたま母集団に民主党員が多かったから親ゲイ的な結果が出たのだ」という解釈は成り立ちにくそう。この統計結果が、「Don't ask, don't tell」廃止への追い風となるといいですね。