スコットランドヤード、女王警護のためレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの警官を募集
- Now, gay, lesbian and transgender guards for UK Queen
- Scotland Yard advertises for 'gay, lesbian or transgender' armed officers to guard the Queen | Mail Online
9/22(火)、スコットランドヤード(ロンドン警視庁)が、王室の警護係として同性愛者とバイセクシュアルとトランスジェンダーの警官を募集する広告を出したというニュース。
ポリティカル・コレクトネスの観点から、現状ではLGBTの警備係の数が少なすぎると判断され、このような募集をかけることになったとのことです。ちなみにLGBTのみならず女性や黒人、エスニック・マイノリティなどの応募も歓迎だとのこと。採用者はバッキンガム宮殿、ウィンザー城、バルモラル(スコットランド北東部にある、英王室の御用邸)などで王族の警護をつとめることになるそうです。
「queen(オネエ)がqueen(女王)を警備する」ってギャグだろうかと思って、元記事を読んだとき真面目にオチを探してしまったのは内緒です。それにしても、この募集って逆差別にはならないんでしょうかね。あと、LGBTは実はどこにでもいるのに(単にクローゼットなだけで、今現在王室の警備をしている人の中にもゲイがいっぱいいたりするかもよ?)、カミングアウト済の職員の数だけでPCかどうかを判断するのもどうなのよって気がしないでもないです。いや、性的少数者だっていうだけの理由でクビになる職場が山ほどある現状では、性的少数者だっていうだけの理由で職を得やすくなる口があってもいいじゃないか、とも思いますけどね。既に反対の声も出ているようですが、どうなるんでしょう、これ。