アメリカ国立衛生研究所、育児がゲイ男性の健康に及ぼす影響についての研究を支援

アメリ国立衛生研究所が、サンフランシスコ州立大のColleen Hoff教授に助成金27万5千ドルを支給し、育児がゲイ男性の健康におよぼす影響についての研究を支援するというニュース。

この研究では、ゲイ・ファーザーのストレスの度合いや、生活様式、健康上の習慣、人間関係力学、仲間同士のネットワーク、アンチゲイな差別との遭遇などについて調査されるとのこと。育児によってゲイ男性の生活様式がリスキーな行動から遠ざかるのか、それとも育児ストレスのために健康リスクが高まるかを調べた最初の研究になるだろうということです。

上記記事内にもありますし、こないだうちの「英国、レズビアンカップルに対し、2人とも子供の「親」として出生証明書に名前を載せる権利を認める - みやきち日記」というエントリの中でも触れましたが、米国では男性同性愛者カップルの5組に1組は子育て中*1です。別に米国に限らず、日本にだってもちろんゲイ・ファーザーはいます。世界中でこのような研究がもっともっと進んでくれるといいと思います。

単語・語句など

単語・語句 意味
National Institutes of Health 国立衛生研究所

*1:レズビアンカップルは3組に1組が子育て中。ソースは米国の2000年度のセンサス